金沢「金沢うら田」菓子の都のお土産
金沢は京都とは一味違う加賀藩の武家文化の元栄えた街。「金沢うら田」が創業したのは昭和11年。時代の波に揉まれて育ったお店は、今や金沢を代表する和菓子屋さんへと成長。
初めはパンの販売店として始まった面白い経歴を持つ「金沢うら田」。金沢の伝統と歴史を伝えたいと愛嬌のあるお菓子を作り続けています。
今回は、金沢の銘菓「金沢うら田」をご紹介します。
金沢の和菓子店「うら田」の「加賀八幡 起上もなか」は、お祝いごとにも喜ばれる縁起のよい最中。包み紙に描かれている顔の表情も愛らしく、旅のおみやげにおすすめですよ。
くわしくは⇒https://t.co/NkrrVEtfXu pic.twitter.com/qhvd5M8Zv4
— ことりっぷ (@cotrip_twi) June 10, 2016
目次
「金沢うら田」は、パン屋だった?1936年(昭和11年)創業
創業当時は、名前も違うパン屋の販売店として始まりました。元々は桂月堂というパン屋で修行をしていた創業者の一(しょういち)は、のれん分けをしてくれた桂月堂の販売店を昭和11年に始めました。
その後は戦争などの時代の流れに翻弄されながらも、お菓子などの販売を続けていましたが、新店舗の購入と共に菓子職人を雇い、和菓子屋へと舵を取りました。昭和27年に現在の「金沢うらた」の前身となる「浦田甘陽堂」へと社名を変更し、株式会社を設立。
日本経済の成長と共に「金沢うら田」は賑わって行くことになります。
昨日、母の日にかわいい上生をプレゼントした。
うら田(浦田甘陽堂)さんの。
カーネーション♡ pic.twitter.com/wuk3leuYmL— 北條 舞 (@funyanyan) May 14, 2018
「金沢うら田」の本社は金沢
金沢の地に店を構え、浦田甘陽堂として新たな出発を迎えた昭和27年。それまでは、パンやお菓子を仕入れ販売していました。
和菓子屋として出発した「金沢うら田」は、加賀の土産ともなる看板商品を作ろうと試行錯誤。その結果生まれたのが「加賀舞づる」です。さらに昭和30年には、「加賀八幡 起上もなか」を新商品として売り出しました。どちらも「金沢うら田」を支える人気商品です。。
その後、工場の火事に見舞われたりと苦難の時もありましたが、この地で商売を続けた「金沢うら田」。現在は3代目の東一氏が当主となり、その兄弟も働いています。これからも100年続く企業を目指して、金沢の地でお菓子作りを続けていくことを目指しています。
浦田甘陽堂のお菓子頂きまーす♪ pic.twitter.com/nrCaMHI5R1
— Z女りえ (@rie894) January 1, 2015
「金沢うら田」の人気メニューは?
金沢のお土産としても人気の「金沢うら田」は、金沢駅の百番街にもお店があり、旅行の際にはとても便利です。
それでは、「金沢うら田」の人気メニューをご紹介します。ぜひお土産に購入してみてくださいね。
栗天真
国内で作られた渋皮栗の甘露煮を使った蒸し菓子です。「金沢うら田」は素材にもこだわり、生地には加賀特産の丸芋を使用。しっとりもちっとした蒸しカステラを一口食べれば、口の中に芋の香りと味が広がり、栗の味をさらに引き立てます。秋に楽しめる季節の和菓子です。
値段
単品 195円(税込)
5個入り 1,080円(税込)
10個入り 2,106円(税込)
20個入り 4,212円(税込)
金沢で買ってきたお菓子「栗天真」をおやつにいただく。 pic.twitter.com/J0oeBGfWr2
— のらきち (@norakich0915) December 2, 2019
加賀八幡 起上もなか
「金沢うら田」の定番の和菓子「加賀八幡 起上もなか」。郷土玩具の加賀八幡起上がりをイメージした最中は、真紅のおくるみ姿の人形を描いた包み紙に包まれた可愛らしい和菓子です。
子供の健康を願い送られていた加賀八幡起上がり。その姿を模した和菓子は、出産祝いなどにも利用されています。
値段
単品 162円(税込)
7個入り 1,264円(税込)
10個入り 1,782円(税込)
20個入り 3,510円(税込)
お土産『起上りもなか』
金沢駅のあんと構内 【金沢うら田 】金沢の郷土玩具 加賀八幡起上りがモチーフの最中。1つ抜いて起上り人形を入れることも可能です。
ちょっと、ムービー撮ったんで後で載せます。可愛い。ほっこりする。#旅と写真と文章と#あすか撮りっぷ#金沢 #金沢土産#起上り人形 pic.twitter.com/lgoMmlUy8j
— 安永 明日香 | オンラインカメラコンシェルジュ (@noahbase2016) February 21, 2019
愛香菓
2代目の一郎が作り上げた「金沢うら田」の定番商品「愛香菓」。口に入れるとフワッと広がる奥ゆかしい風味は、金沢の雪解けをイメージして作られました。
アーモンド、レモン、シナモンの香りが口の中に広がる洋菓子のような和菓子。スペインのポルボローネという焼き菓子を参考に試行錯誤の末、生み出された洋和菓子です。
値段
8個入り 584円(税込)
12個入り 1,016円(税込)
25個入り 1,912円(税込)
40個入り 2,938円(税込)
|θωθ`)/ アイコウカ!
シナモンとレモンが香る さくほろ菓子、金沢うら田さんの「愛香菓」!一口サイズが嬉しいね~!#石川県 #金沢 #お土産 #ishikawa #kanazawa pic.twitter.com/2BkYJJA3Dj— いしカバくん (@ishikabakun) June 27, 2016
「金沢うら田」お菓子は通販可能!
「金沢うら田」のお菓子は、直営のオンラインショップから購入が可能です。定番商品から季節の和菓子、詰め合わせなどが販売されています。 Faxでの注文も可能で、Fax用紙のPDFも載っています。
また、楽天やYahoo、Amazonでも、金沢、富山、北陸の商品を扱う大和百貨店が取り扱いをしています。
さい川やこい茶、どんつくなど他の人気商品も揃う嬉しい品揃え。旅の思い出と共にお家でも「金沢うら田」の和菓子が楽しめますね。
金沢うら田のさい川
とても美味しい…止まらない。 pic.twitter.com/veclfSDure— みどり ZX-6R葱 (@vanira1988) August 21, 2016
「金沢うら田」の行き方は?
「金沢うら田」本社のある御影店は、金沢の駅からバスで18分ほど。車では10分程度です。駅からは少し距離がありますが、お店を訪れてみたい方にはおすすめです。
お土産を買いたい時は、金沢駅の百番街や香林坊大和店にも出店しています。街中を散策しながら寄りやすい店舗もあるので、安心して旅行を楽しみましょう。飛行機での移動の場合は、小松空港でも購入が可能です。
芝寿しさんの通りを
御経塚方向に進むと
【金沢うら田 八日市出町店】がある!
先日ここのシュークリームを手土産に友達の店に行こうと思ったけどお昼にはもう完売!もうちょっと用意しといてくれよなw春のお菓子
石川県金沢市八日市出町
▼Googleマップhttps://t.co/CTita9bekM#北陸お店帳 pic.twitter.com/Kn2o4HKli3— 北陸おでかけ帳 (@odekake551) April 5, 2020
「金沢うら田」の店舗情報
金沢で創業して84年、時代と共に歩んできた「金沢うら田」は、常にお客様に喜んでもらうにはどうしたら良いかとそれぞれの当主が工夫を凝らしながら成長してきたお店です。
「加賀八幡 起上もなか」を手に取れば、その可愛らしい姿と味わいで、金沢を思い出しますね。旅行の際には、ぜひ一度手にとって欲しい和菓子です。
金沢うら田 八日市出町店
和風シュー抹茶
抹茶団子
上生菓子「アマビエ」今日のティータイムのお供に pic.twitter.com/qgsxdD5o4X
— futaba (@MoFutaba) May 27, 2020
住所:石川県金沢市御影町21-14
営業時間:月~土 9:00~18:00/日 9:00~17:00
定休日:元旦 1月2日